令和7年8月7日(木)、調布市グリーンホールで、東京河川改修促進連盟の第63回総会及び促進大会が行われ、参加いたしました。
「東京河川改修促進連盟」とは、東京都内で河川の氾濫や溢水による災害を防ぎ、住民の福祉を向上させることを目的に設立された自治体連盟で、改修事業の早期実現へ向け、国や都への要望や協力を推進する役割を担っており、現在は、14区、21市、2町、1村、計38自治体が参加しています。
総会では、令和6年度の事業報告、歳入歳出決算並び会計監査報告、令和7年度事業計画(案)、歳入歳出予算(案)が可決され、河川事業と下水道事業の説明が、東京都建設局と下水道局によりありました。
促進大会では、各ブロックごとに意見発表が行われました。
東大和市のBブロックでは、日野市議会の奥住匡人議長が代表に意見発表を行い、意見発表の中では、武蔵村山市を源流として、東大和市を流れる空堀川及び奈良橋川について、現在、整備が進められている一方、台風等により、溢水被害が生じており、感染流域住民から早急な整備を強く望まれていることから、一層の事業推進を要望、事業の推進にあたっては、水と緑のネットワークの創出等、有効な水辺空間の確保についての配慮についても要望いたしました。
その後、大会宣言(案)大会決議(案)示され、可決されました。
大会決議の内容は以下の通り
我々は、 水害をなく し、 『安全で豊かな住み良い生活環境』 及び 『水と緑豊かな潤いあふれる水辺環境』の創出を図るため、 ここに、 東京河川改修促進連盟促進大会を開催し、 その総意に基づき、国会及び政府並びに東京都に対して、次の事項を強く要望する。
記
一、気候変動の影響により激甚化・頻発化する豪雨災害から都民の命と暮らしを守る総合的な治水事業の強力な推進
一、 目標整備水準に対応した河川整備の早期実現
一、内水氾濫に対する下水道整備の推進
一、 水と緑豊かな潤いあふれる水辺環境の整備
一、迅速な避難に資するためのソフト対策の強力な推進
一、 都市河川改修及び下水道整備の推進に必要となる財源の確保
以上、決議する。
令和7年8月7日
東京河川改修促進連盟促進大会
今後、国会及び政府並びに東京都に対して、働きかけていくことになります。