―― 土の中から感じた、地球の神秘

先日、大根とキャベツの収穫体験に参加しました。
農作業といっても、今回は「収穫」が中心。それでも、普段の生活ではなかなか味わえない、とても貴重な体験でした。
青空の下、一面に広がる畑。
葉をかき分けて足元を見ると、土の中から少しだけ顔を出している大根の肩が見えます。
「ここに、こんなに大きな命が隠れているのか」
そう思いながら、両手でしっかりと葉元をつかみ、力を込めて引き抜くと――
ズボッ!
土の中から姿を現したのは、想像以上に立派な大根。
まるで地面から“ニョキっと”生えてきたかのような瞬間に、思わず笑顔がこぼれました。
キャベツもまた見事。
ぎゅっと巻いた葉の重みは、スーパーで手に取るものとはまるで違います。
「育つ」という時間と、「土の力」をそのまま感じる重さでした。
土に触れ、作物を引き抜き、収穫の喜びを味わう。
ほんの短い時間でも、農業が命と自然に直結している営みであることを、体全体で感じることができます。
都市のすぐそばに、こうした畑があり、
子どもから大人までが農に触れられる環境があることは、本当にありがたいことだと思います。
土の中から現れた一本の大根に、
地球の神秘と、人の営みの積み重ねを感じた一日でした。
収穫した大根とキャベツは、もちろん食卓へ。
この日の体験を思い出しながら味わう野菜は、きっといつも以上に美味しく感じられるはずです。
令和7年11月22日