2月27日(金)、令和8年第1回定例会において一般質問を行いました。
今回は、大きく2つのテーマについて質問しました。
1つ目は、東大和市公共施設再配置計画と公有地の利活用について。
2つ目は、うまかんべぇ~祭の中止判断と今後の考え方についてです。
本市では、公共施設の老朽化が進む中、人口減少や少子高齢化を見据えた施設の再配置が避けて通れない課題となっています。市からは、今後40年間を見据えた「公共施設再配置計画(素案)」が示されており、学校を軸とした複合化など、大きな方向性が打ち出されました。
私は、この計画は単なる施設の整理ではなく、東大和市の未来をどう描くかという自治体経営そのものであると考えています。そこで、計画の評価、学校統廃合後の跡地活用、市内の国有地・都有地・市有地の利活用、そして今後の課題について伺いました。
市側からは、素案について、学校を含めた公共施設再配置や財政フレームについて一定の方向性を示し、課題整理ができたものと評価しているとの答弁がありました。
一方で、今後の大きな課題として、厳しい財政状況の中でいかに財源を確保するかが挙げられました。物価高騰や人件費の上昇もあり、計画を進めるには相当慎重な財政運営が必要との認識が示されました。
また、学校統廃合後の跡地や公共施設跡地の活用については、今後具体的な検討を進める中で一定の方向性を示していくとのことでした。売却だけでなく、貸付けや官民連携も視野に入れていく考えも示されました。
さらに、市内の公有地については、
私は、公共施設再配置を進めるにあたっては、単に建物を減らす・集約するという発想だけではなく、市民の利便性向上、にぎわい創出、地域価値の向上につながる形で進めることが重要だと考えています。
そのため、岩手県紫波町の「オガールプロジェクト」や、官民複合施設の事例にも触れながら、官民連携の導入、市民参加と合意形成の重視、長期的な財政見通しの中での柔軟な計画見直しの必要性を訴えました。
また、学校を地域の拠点として活用する「みんなの学校」構想については、世代を超えた交流の場となる可能性を感じています。防犯や管理運営の課題はありますが、東大和らしい挑戦として前向きに進めていただきたいと考えています。
次に、うまかんべぇ~祭について質問しました。
うまかんべぇ~祭は、これまで東大和市のにぎわい創出や、食を通じた地域交流の場として大きな役割を果たしてきたイベントです。しかし、令和8年度以降も開催しないとの方向性が示されたことから、その理由と今後の考え方について確認しました。
市の答弁では、うまかんべぇ~祭の開催見送りについて、主に次の2点が理由として示されました。
具体的には、保健所からのアレルゲン表示の指摘、消防署からの火気使用に関する指摘、調理工程ルールが守られない事例などがあり、加えてイベント規模の拡大により、限られた人員体制では十分な管理が難しくなっていたとのことでした。
また、南公園以外の会場も検討されたものの、設備や規模の面で実施には至らなかったことも説明されました。
一方で、市は、うまかんべぇ~祭がこれまで
私は、うまかんべぇ~祭が長年にわたり、市民の一体感を育み、東大和の魅力を市内外に発信してきた大切なイベントであったと考えています。
「うまかんべぇ~」という名称そのものも広く親しまれ、東大和市の知名度向上に寄与してきました。さらに、市の人気キャラクター「うまべぇ」の認知拡大にもつながったと感じています。
もちろん、衛生・安全面の課題や、イベントの趣旨との乖離という問題があったことは理解しています。しかしその一方で、これまで果たしてきた役割まで失われてしまってはならないとも考えています。
今後は、民間や市民主体の取組も大切にしながら、東大和市としての一体感を生み出す場、そして市の魅力を力強く発信する場を、別の形でもしっかり築いていく必要があります。
私はその一つの可能性として、スポーツと観光の連携や、市民とともに喜びを共有できるイベントづくりが重要であると感じています。
今回の一般質問では、
「東大和市の未来をどうつくっていくか」
「市民とともに、どうにぎわいと魅力を育てていくか」
という視点から質問を行いました。
公共施設再配置は、次世代に責任を果たすための大きなテーマです。
また、うまかんべぇ~祭の終了は残念ではありますが、その精神や役割は今後のまちづくりの中で生かしていくべきものだと考えます。