― デフリンピック空手競技 ―

11月24日(月・祝)、東京武道館で開催されたデフリンピック空手競技を観戦しました。
日本で初めて開催されるデフリンピック。その歴史的な舞台に空手競技があることに、大きな意義を感じます。
タタミの上では、選手たちが一瞬の判断と全身全霊の技をぶつけ合い、会場には張り詰めた空気が流れていました。
そして印象的だったのが応援のかたちです。観客は声援の代わりに、両手を挙げて手首をひらひらと動かす手話の拍手で選手を応援します。
音はなくとも、思いは確かに伝わる。
その光景はとても美しく、温かいものでした。
「礼」を重んじ、心を通わせる空手の精神は、デフリンピックの理念とも深く重なります。
東京武道館で見た静かで力強い応援は、共生社会を考える大切な示唆を与えてくれました。