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公立昭和病院の病院機能等説明・施設見学会に参加しました

令和8年7月14日、昭和病院企業団を構成する7市の市議会議員を対象に開催された「病院機能等説明・施設見学会」に、東大和市議会議員として参加しました。

当日は、公立昭和病院を取り巻く医療の現状や今後の課題について説明を受けたほか、小児科におけるアナフィラキシーへの対応と地域への社会貢献についての講演、院内施設の見学が行われました。

構成7市の地域医療を支える公立昭和病院について説明を受けました。

公立昭和病院とは

公立昭和病院は、小金井市、小平市、東村山市、東久留米市、清瀬市、東大和市、西東京市の7市によって構成される「昭和病院企業団」が設置・運営している公立病院です。

昭和病院企業団は、昭和3年に伝染病院の設置を目的として設立されました。現在の公立昭和病院は、一般病床479床と感染症病床6床の合計485床を有し、内科、外科、小児科、産婦人科、救急科など32の診療科を備えています。

説明資料によると、外来患者の約91%、入院患者の約87%が構成7市の住民とのことであり、文字どおり構成市の地域医療を支える中核的な病院となっています。

高度・急性期医療と救急医療を担う病院

公立昭和病院の大きな役割の一つが、重症患者や緊急性の高い患者を受け入れる「高度・急性期医療」です。

救命救急センターを設置し、救急車によって搬送される重症患者への対応を行うほか、脳卒中や心臓・血管疾患など、一刻を争う病気の治療にも対応しています。

また、東京DMAT・日本DMATの指定病院、災害拠点病院にも指定されており、大規模災害が発生した際には、傷病者の受入れや医療救護班の派遣など、地域の災害医療の中心的な役割を担います。

高度な医療を支える医療機器や診療設備について説明を受けました。

がん、小児・周産期、感染症への対応

公立昭和病院は、地域がん診療連携拠点病院として、がんの予防・検診から診断、手術、薬物療法、放射線治療まで、地域のがん医療を支えています。

さらに、地域周産期母子医療センターとして、妊娠中の母体や新生児に対する専門的な医療を提供しています。院内には、NICU(新生児集中治療室)、GCU(新生児治療回復室)、MFICU(母体・胎児集中治療室)などが整備されています。

今回の説明会では、小児科から「アナフィラキシーにおける公立昭和病院の社会貢献」についての講演もありました。

アナフィラキシーは、食物や薬剤などによって急激なアレルギー症状が起こり、場合によっては命に関わる状態です。病院での治療に加え、学校や保育施設、地域の関係者に正しい知識や対応方法を伝えることも、地域の中核病院が担う大切な役割であると感じました。

また、公立昭和病院は第二種感染症指定医療機関でもあり、新型コロナウイルス感染症をはじめとした感染症への対応経験を生かし、将来の新興感染症に備えた施設整備や職員研修、地域の医療機関との連携にも取り組んでいます。

病気の予防と早期発見

今回、予防・健診センターも見学しました。

地域医療というと、病気になった後の治療が注目されがちですが、健康診断やがん検診などによって病気を早期に発見し、重症化を防ぐことも重要です。

公立昭和病院は、地域がん診療連携拠点病院として、がん検診率の向上や健診機能の充実を重点課題に掲げています。

病気の予防と早期発見を担う予防・健診センター。

地域の医療機関との役割分担

公立昭和病院は、すべての患者を一つの病院だけで診療するのではなく、地域の診療所や病院、回復期・療養期の医療機関などと連携して医療を提供する「地域完結型医療」を推進しています。

身近な診療所が日常的な診療を行い、専門的な検査や入院治療が必要になった際には公立昭和病院が受け入れ、症状が安定した後は地域の医療機関へ戻るという役割分担です。

地域全体の医療機関が、それぞれの特徴を生かしながら一つの病院のように連携することで、切れ目のない医療を提供することが目指されています。

患者さんやご家族が落ち着いて過ごせる院内スペースも整備されていました。

構成市議会議員として確認していくこと

公立昭和病院は、救急医療、がん医療、小児・周産期医療、感染症医療、災害医療など、市民の命と健康を守るうえで欠かすことのできない役割を担っています。

一方で、高度な医療機能を維持するためには、医師や看護師をはじめとする人材の確保、医療機器や施設の計画的な更新、地域の医療機関との連携、そして安定した病院経営が必要です。

公立昭和病院は構成市が共同で設置・運営しており、東大和市もその運営を支える一員です。そのため、病院が市民にどのような医療を提供しているのか、構成市の負担がどのように病院機能の維持につながっているのかを、市民の皆様に分かりやすくお伝えすることも重要だと考えています。

今回の説明と施設見学を通じて、公立昭和病院が日常の診療だけでなく、救急、災害、感染症など、地域の「いざという時」を支える病院であることを改めて認識しました。

今後も構成市議会議員として、東大和市民が必要な医療を安心して受けられる体制と、病院の持続可能な運営の両面について、しっかりと確認してまいります。

最後に、ご多忙の中、説明及び施設案内をしていただきました公立昭和病院の皆様に、心より感謝申し上げます。

公立昭和病院のホームページは、こちら

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